アイ・シャル・リターン

行ってきました九州初上陸。天気は正直今ひとつだったんですが楽しかった。
チラシの裏スペシャル、つーか備忘録なので読んでもアレ。

大学時代の女友達3人で九州へ。休みが2泊3日しか合わせられなかったので全土は無理、と長崎・福岡に絞ることにして、HISのフリープランでじゃあどこいこーか?という時に真っ先に決まったのが一泊目の雲仙、意味不明。後2泊目は博多にした以外はあまり何も決めずにとりあえず出発。

●一日目
羽田→長崎空港→バスで諫早島原鉄道で島原
島原城武家屋敷と足湯と鯉

島原→バスで雲仙(雲仙泊)
旅館に荷物を置いて、雲仙の仁多峠まで更にバスに揺られる。バスの中ではみんな常に爆睡。最初の10分くらいはぎゃーぎゃー盛り上がってるんだけど、ぷつっと糸が切れたように静かになって寝。小学生かおめーらは。仁多峠からロープウェイで妙見岳へ。もんのすごい霧。何もみえね。本来なら有明海だか不知火海だかと天草の島々が見えるらしいの、くやしい。かえりみち、グリコをしたいというアフォが一名いたので(私ではない)じゃんけんをしながらバス停まで帰る。
ふもとまで戻って、こんどは地獄と呼ばれる温泉噴出地帯へ。夕暮れの散歩が気持ちいい。涼しい風の中吹き上げる煙。暗くなっていくなかに灯る旅館の明かり。きれいだなー。
夕飯後、温泉に入る。普通の風呂と露天風呂。こじんまりだけど感じのいい宿だった。
3人でトランプとUNOをしてから寝る。ほんとに小学生か!

●二日目
雲仙→バスで諫早→JRで長崎→市内を路面電車で移動
つーかグラバー園とちゃんぽん屋しか行ってない。そもそも前日の夜に予定をたてるのだが、かなりの強行軍だとようやく気づく。でもいーの。食べるのが一番の目的。
グラバー園ももちろん良かったですよ。グラバーさんの息子さんがTomas Albert Glavarなんだけと、日本名が 倉場 富三郎 なのがツボにはいる。とーますあるばーと、とーまさーばーとー、とーみさーばろー、とーみさーぶろー、みたいな!!
歩いてる間じゅう、ずっと言ってた。

長崎→JRで佐世保
電車で2時間弱。つねに爆睡。途中ハウステンボスを横目に眺める。そーいや、誰も行きたいと言い出さなかったネ☆やっぱりもう一度ここはつぶれるんじゃないかと。
佐世保でのメインはクルージング。九十九(くじゅうく)島という小島の間をぬっていく。この景色がまた綺麗。旅行でいいな、と思うものってやっぱり「自然」か「歴史」か「体験」かだよね。中でもやっぱり自然は気持ちいいな。
クルージングの後、日本のハンバーガー発祥の地ということで、佐世保バーガーを食べる。うまー。
ひとつ意外だったのは、米軍基地があるといっても(外人さん比率は若干高いような気はしたけど)飛行機がごうんごうん飛んでるとかいうんじゃないのね、佐世保って。村上龍からの勝手なイメージですごいとこなんだと思ってたけど。昔はちがったのかな?

佐世保→JRで博多→友達の車で移動(博多泊)
これまた2時間程の旅。途中佐賀を通過。観光的には佐賀ってほとんど何もないところねー、失礼だけど。有田と伊万里くらい。よほど興味のある人以外行かないだろうな。
博多着、で全員共通の友人で博多に赴任中の男・ハマwith奥さんのやっちゃんと合流。新婚さんのお邪魔をしてご飯を食べにいく。やっちゃんがね、これがまたべっぴんさん。篠原涼子を小柄にして更にかわいくした感じ。運転手で酒の飲めないハマと、元々飲めないやっちゃんを尻目にガンガン飲む女3人。こ、これだからだめなんだ・・・。
ラーメンまで食べた後、みんなでカラオケへ。明日も仕事なのに付き合ってくれてほんとありがとう、お二人さん。

●三日目
博多(てんじん)→西鉄で柳川
柳川でどんこ船にのり川くだり。船頭さんが妙に照れ屋なおっちゃんで、時々歌をうたってくれるんだけど肝心なところでちょっと早口。ゆらゆら約1時間の旅。柳川は川くだりとうなぎとどぜうと北原白秋の町です、以上、って感じ。野球の強い柳川高校もありました。

柳川→西鉄大宰府
近くまでせっかく来たから、というわけで天満宮にもお参り。でも意外と小さいのね、ここ。あまり印象的では無かったです、ごめん道真さん。

大宰府西鉄で博多(てんじん)
疲れたね、ということで駅ビルで足裏マッサージへ。何やってんだか、という感じだが。
その後、夕飯にモツ鍋を食べて、駅で最低限のお土産を買って、さあ、飛行機だ!!というところでよく考えてみれば台風接近真っ最中。すげー呑気すぎ。しかも一人は明日朝から仕事というわけでどうしても帰りたい。ので欠航が決まっていたスカイマークをキャンセルして当日最終っぽいJALへ。正規料金3万3千円だって!この旅で今までかかった出費の半分以上に相当するんじゃなかろうか。でもまーしかたねえ、ってことで乗る。無事東京着。そんな2泊3日。終了。


やっぱ旅行は気の置けない友達と行くのがいちばんだーね。