感情回路考察


私の会社では6月が異動の季節でして。
今回、Sさんという人がロンドンに異動になりました。この人は私の入社時のインストラクターで4年前のこの日記でいたいけな新入社員に脅しをかけてくださった方でもあり、ゲーマーで漫画ヲタクという共通の趣味をもつ私を非常にかわいがってくれました。私が今の部署に異動になったのもこの人がひっぱってくれた部分があるんだろうな、と思います。
仕事がものすごくできる人で、その分ゴルフは下手だったりと(ゴルフは関係ないか)。多分私のことをかまってくれたのも一部分は「使いやすい」からだと思うところもあって(女の総合職ってやっぱりまだ少ないし、何かとダシには使いやすい部分はまだあると思うんですな、これが)私も使われるのは嫌いじゃないのでその辺はインストラクターに対する恩返しとして貢献。まあ、私にとってはここまでの会社生活において一番の恩人と言える人です。

どうせロンドンでも仕事の分野は変わらないし、メールだ電話だ連絡も取れるし、行こうと思えばすぐにいけるのではありますが、歓送迎会で意外とこれが泣けるんですよ。
私は通常の卒業式とか皆がおお泣きする中かなり一人で冷めているタイプなんで、結構自分でびっくり。自分が「自分の外」で起こっていると認識することに対してはどうだろうっていうくらいドライに接するのですが、一旦「自分の中」に入ってきたことについては極端に打たれ弱いのかなーと思ってみたりしました。




はあ、一年ももう半分がすぎましたよ。ぼちぼちエンジンかけていきましょお。